メサイア 漆黒ノ章
(C)Messiah Project (C)2013メサイア舞台&映画製作委員会
軍事協定『世界の改心(ワールド・リフォーミング)』が結ばれ、 世界各国は軍隊を人口の0.1%までに縮小、及び、大量殺戮兵器の開発を禁止された。しかし、争いは兵器から情報戦争へと形を変えたに過ぎなかった。
国家間の熾烈な情報戦が繰り返される中、日本は、特殊機関「チャーチ」で救世主となるべくスパイ・通称“サクラ”を育成した。 彼ら“サクラ”には「過去」はなく、「国籍」もない。生きた証を残すことも許されず、そして誰も、任務に失敗した“サクラ”を救ってはならない。ただひとり、「チャーチでの卒業試験」を組んだ相手=“メサイア”を例外として…。
サクラ候補生である司馬柊介は、任務中に、自身の相棒“メサイア”を失い、任務に失敗してしまう。「チャーチ」学園長の一嶋晴海より、同じく任務でメサイアを失った五条颯真を、新しいメサイアとして任命されるが、互いに認め合えずすれ違ってしまう。そんな中、反政府組織「評議会」が国家機密であるハードディスクを奪取した事が判明。同じ候補生である海棠鋭利と、そのメサイア御津見珀とともに「評議会」のメンバーを捜査する指令が下される。